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袖すり合うも 他生の縁
皆さん、はじめまして 松錦堂 三代目 代表 内藤康博です。 本日は当店ホームページに、おいで頂きありがとうございます。 当ブログでは、生まれも育ちも京都の当主が仕事を通じて関わったことや人々、思い出話など雑多なことを徒然なるままに書いて... -
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受賞
ご報告させていただきます。 私事で甚だ恐縮ではございますが、 昨年秋に近畿経済産業局から、功労者表彰を、京都市からは、未来の名匠の認定を受け認定証を頂きました。 書や画等の本紙を活かす様に設える、いわゆる脇役が表具師の仕事と言われています。... -
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仕事の流儀
仕事をお受けする際に大切にされていることは、業者さんによって様々であろうと思います。 私は、取り敢えず打合せを最重要視しています。 お客さんのお好み、費用面への反応、仕事内容に向けての参加意欲などをリサーチ-する。 それを踏まえて提案を広げ... -
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表具師より良い泥棒
襖の貼替をお聞きして、引き取りに行った時の事。 4~5歳位の男の子と若いお母さんがおられたので挨拶して 和室の続き部屋の建具を順に外していると、男の子がテレビの陰からジッと見ていた。 声をかけようとおもったら、 「おじさん、どろぼうさん?全部... -
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ああ、江戸時代
私が駆け出しの頃、仕事先でこんな話を聞いた。 「職人さんの手間賃は、値切ったらあかんえ。物を買うのと手でする仕事とは違うからね。」 出先のお年寄りが、孫に教えている言葉だった。 そこの家の子供に与えた影響の程はよくはわからないが、 私はその...